この記事では、「暗号化とハッシュ化の違い」を簡潔に説明します。
少しでも参考になれば幸いです。
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暗号化とハッシュ化の違いを簡潔に説明
暗号化とハッシュ化の違いはズバリこちら。
暗号化したデータは復号できるが、ハッシュ化したデータは復号できない
基本的にはこれだけ。
暗号化は、主に第三者に盗み見られたくないデータの通信に用いられます。
ハッシュ化は、データベースにパスワードを保存する場合に用いられることが多いです。
具体的にPHPで暗号化およびハッシュ化の例を見てみましょう。
まずは暗号化からです。今回はopensslを用いました。
このように、暗号化の場合は単に暗号化するだけでなく、元の値に復号することが可能です。
次に、ハッシュ化です。
PHPのhash関数を用いてハッシュ化を行いました。用いたハッシュアルゴリズムはsha256です。
ランダムな文字列が生成できています。
このように、ハッシュ化によって生成された値のことを「ハッシュ値」「メッセージダイジェスト」「要約値」などと呼びます。
暗号化とハッシュ化の違いまとめ
暗号化とハッシュ化の一番の違いは「復号できるかできないか」です。
暗号化は復号できて、ハッシュ化は復号ができません。
恥ずかしい思いをするので、「ハッシュ値を復号します!!」とかは言わないようにしましょう。