- エンジニアが技術ブログを書くメリットって何?
- 技術ブログを書くことで何が得られるの?
この記事はこういった疑問をお持ちの方向けです。
実際にWeb系エンジニアとして働きつつ技術ブログの執筆も行なっている私の立場から、「Webエンジニアが技術ブログを書くメリット」をお伝えします。
Webエンジニアが技術ブログを書くメリットまとめ【技術ブログのススメ】
私が考えるWebエンジニアが技術ブログを書くメリットはこちら。
それぞれ説明していきます。
- アウトプットにより技術への理解が深まる
- 自分だけのインデックスを作れる
- 副収入(自動収入)が手に入る
- 文章力が手に入る
- 様々なスキルが手に入る
- ユーザー視点が手に入る
- 技術力の証明・アピールになる
- 自主的に勉強を継続できることをアピールできる
アウトプットにより技術への理解が深まる
技術ブログで学んだことをアウトプットすることで技術への理解が深まります。
なぜなら、アウトプットをすることで、理解が曖昧な部分が明確になるからです。
理解が曖昧なままでは文章を書けないので、さらに調べます。
その過程でより技術への理解が深まるのです。
私自身も一年以上ブログを書いてきたことで、かなり技術に対する理解を深めることができました。
例えば以下の記事などは、文章を書く過程で自分の理解が曖昧なことに気付き、さらに調査して書き上げた例です。
記事を書かなければここまで調べることはなかったでしょう。
「技術力を伸ばしていきたい」「技術への理解を深めたい」
こういった向上心をお持ちの方には技術ブログは最適な媒体となりえます。
自分だけのインデックスを作れる
技術ブログは自分だけのインデックス(リファレンス)となります。
自分だけのインデックスを作る利点は、仕事や作業の効率上がることです。
なぜ仕事や作業の効率が上がるのか。
それは、調査にかかる時間を短縮できるからです。
例えば、GKE(クラウド上でDockerコンテナを実行するためのGCPのサービス)にアプリをデプロイする場合、多くの手順が必要になります。
これを整理していない場合、デプロイの度に手順や注意点を調べる必要があります。
もちろんそれでもGKEへのデプロイは可能ではあるのですが、何度も同じ調査を繰り返すのは非効率です。
そこで、以下のように手順を自分なりにまとめた記事を作っておきます。
こうしておけば、何度も調査し直す必要はありません。
「GKEにデプロイする手順は自分のブログにまとめてあったなあ」と思ってこの記事にアクセスすれば良いだけです。
調査にかかる時間が短縮できるので、かなり仕事の効率は上がるでしょう。
このように技術ブログを自分のインデックス(リファレンス)として活用することで、仕事の効率を上げることができます。
仕事で高いパフォーマンスを発揮したい人には技術ブログはおすすめです。
副収入(自動収入)が手に入る
収益化が可能な点もブログの大きなメリットの一つです。
エンジニアとしての仕事にプラスして収入を増やすことができたら、かなり生活が楽になることでしょう。
また、「自ら仕事を創って稼ぐ経験」は視野を広げてくれます。
「会社員として働く以外の道もある」ことを実感と共に教えてくれるのです。
生き方の選択肢は多ければ多いほど良いです。
なぜなら、選択肢が多いほど自分の理想とする人生に近付きやすくなるからです。(多くの人が大学に進学するのも就職先の選択肢を増やすためですよね)
生活をより楽にする上でも、生き方の手数を増やす意味でもエンジニアに技術ブログはおすすめです。
文章力が手に入る
当たり前ですが、技術ブログでは大量に文章を書きます。
そのため、「文章を書く行為」には必ず慣れます。
さらに、以下のような文章術の本の内容を意識しつつ書くことでライティングスキルも飛躍的に伸ばすことができるでしょう。
「文章力」はエンジニアとして働く中でも必須のスキルです。(エンジニアは基本的にテキスト文化)
そのスキルを日頃から鍛えておく上でも技術ブログはおすすめです。
様々なスキルが手に入る
ブログを運営することで様々なスキルが手に入ります。
例えば以下のようなスキルです。
- マーケティングスキル
- WordPressの知識
- SEOの知識
- 広告の知識(アドセンス・アフィリエイトなど)
- ロジカルシンキング
- ライティングスキル
どれも持っておいて損はないスキルです。
今後の仕事や人生に必ず活かせます。
中でも、物事をロジカルに順序立てて考えるスキルはエンジニアには必須です。
なぜなら、プログラミングは物事を順序立ててコンピューターに指示を与える作業だからです。
「ロジカルシンキングの訓練」という意味でも技術ブログはおすすめです。
ユーザー視点が手に入る
ブログを書いていると、嫌でも「ユーザー」のことを意識するようになります。
なぜなら、ユーザーを意識していない記事は全く読まれないからです。
例えば、この記事が難解な漢字を中心に構成されていたら誰にも読まれないでしょう。
そのため、嫌でも「ユーザーの気持ち」を考える必要があります。
そして、その姿勢や考え方はエンジニアの仕事・プログラミングでも活かせます。
なぜなら、プログラミングにも必ず「ユーザー」が存在するからです。
ユーザーを意識していないサービスは使われません。使われなかったらサービスとして継続できません。
ユーザー視点を養う、もしくはユーザーを意識する習慣を付ける意味でも技術ブログはおすすめです。
技術力の証明・アピールになる
当たり前ですが、「技術に対しての興味」が無ければ技術ブログは書けません。
そのため、技術ブログを書いていることは技術に興味があることの証明になります。
さらに、ブログに自らの知識や経験を載せていれば、それがそのまま自身の技術力や経験値の証明・アピールにもなります。
そうして記事を積み上げたブログは、就職や転職の際にアピール材料として大いに活用できるでしょう。
エンジニアとしてのキャリアを前に進める上での武器となるのです。
エンジニアとしてのキャリアをより良いものにしたいと思っている人にも技術ブログはおすすめです。
自主的に勉強を継続できることをアピールできる
技術ブログを定期的に投稿していることは、「自主的に勉強を継続できること」の証明になります。
エンジニアは常に勉強が求められる仕事です。
なぜなら、技術の流行り廃りが早く、勉強しないと時代に取り残されて自分の市場価値がどんどん下がってしまうからです。
そのため、「自主的に勉強を継続できること」はエンジニアに求められる大切な資質の一つであり、それをブログで表現していれば就職や転職の際に有利となります。
技術への興味や技術力だけでなく、「自主的に勉強を継続する力」を周りにアピールする上でも技術ブログはおすすめです。
Webエンジニアが技術ブログを書くメリットまとめ【技術ブログのススメ】おわりに
最後にもう一度Webエンジニアが技術ブログを書くメリットをまとめておきます。
- アウトプットにより技術への理解が深まる
- 自分だけのインデックスを作れる
- 副収入(自動収入)が手に入る
- 文章力が手に入る
- 様々なスキルが手に入る
- ユーザー視点が手に入る
- 技術力の証明・アピールになる
- 自主的に勉強を継続できることをアピールできる
エンジニアが技術ブログを書くことは、お金を稼げる以外にも本当に多くのメリットがあります。
デメリットはほぼないので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事があなたが技術ブログのメリットを知る上で少しでも参考になっていれば幸いです。