今回は、こういったプログラミングの「エラー」に関する悩みを解決してくれる一冊を紹介します。
少しでもエラーに苦しんでいる方の参考になれば幸いです。
「コードが動かないので帰れません!」の概要
この本は、プログラミングの「エラーの対処法」に特化している本です。
(自分が知っている限り)「エラーの対処法」に特化している本はこの本以外に存在していないので、とても稀有な存在と言えるでしょう。
本の大まかな構成は以下のようになっています。
- 第1章 エラーはどうして怖いのか?
- 第2章 エラーの上手な読みかた
- 第3章 不具合の原因を効率的に見つけるには?
- 第4章 ツールを活用してデバッグを楽にしよう
- 第5章 どうしても解決できないときは?
- 第6章 デバッグしやすいコードを書こう
エラーに対する向き合い方から具体的なデバッグ方法、さらにはそもそもエラーを起こさせないためのテクニックまで、幅広く解説されています。
「コードが動かないので帰れません!」の感想
私は新人エンジニアではなく、4年目のエンジニアなので、全ての項目が新鮮というわけではありませんでした。
正直、すでに実践している内容も多かったです。
しかし、これまで何となくで行なっていたデバッグの方法論が言語化されていたことで、頭の整理にはなりましたし、二分探索のデバッグ方法やgit bisectコマンドなどは全く知らなかったので参考になりました。
ブレークポイントを用いたデバッグ方法も、存在は知っていたものの、あまり活用できてはいなかったので、これから積極的に活用していきたいと考えています。
「コードが動かないので帰れません!」がおすすめの人
本のタイトルにも”新人プログラマーのための”とある通り、基本的にはプログラミングを始めたばかりで「エラーの対処法が何も分からない。。」と感じている人に最もおすすめです。
しかし、ある程度経験を積んだ人でも、知らない考え方や技術はあると思うので、読んでみることできっと何かしらの学びは得られるでしょう。
おわりに
今回は「コードが動かないので帰れません! 新人プログラマーのためのエラーが怖くなくなる本」という本を紹介しました。
エラーが解決できずに苦しんでいる初学者には間違いなく参考になる本だと思うので、ぜひ手に取ってみてください。
「エラーに対する向き合い方」は、エンジニアを続けている限りずっと必要になるスキルなので、早めに考え方を学んでマスターしておきましょう!
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!