こんにちは、Web系エンジニアとして働いている者です。
この記事では、私がエンジニアとして成長し続けるために意識していることをまとめます。
少しでも「なるほど」と思った項目があれば取り入れて頂けると嬉しいです。
Web系エンジニアとして成長し続けるために意識していること
私がWeb系エンジニアとして成長し続けるために意識していることはこちらです。
それぞれ説明していきます。
- 技術書を読むときに「仕事に活かせるポイントはないか」を意識する
- インプットしたら必ずアウトプットする
- 疑問点は「その日のうちに」調べて解決する
- 「やり方が分からなくて出来るか不安」な作業を積極的に引き受ける
- 自分で手を挙げて仕事を創る(+αを意識)
- 毎日一つ何かを変えてみる(変化し続ける)
- 新しい技術はなるべく職場で勉強する
- 問題に立ち向かう前に仮説を立てる
- 「なぜ?」を意識する
- プロジェクトを1人でやっているつもり(リーダーのつもり)で作業する
技術書を読むときに「仕事に活かせるポイントはないか」を意識する
技術書を読むときには、「仕事に活かせるポイントはないか」を意識するようにしています。
なぜなら、何の目的もなくただぼんやりと読んでも、全く頭には残らないからです。
例えば私は、以前にKubernetesの分厚い本を隅々まで読んだのですが、仕事で使わない部分はほとんど覚えていません。。
技術書は「読む」ことが目的ではなく、「読んで自分の仕事やプロジェクトに活かす」ことが目的です。
漠然と読むのではなく、「アウトプット」を意識して自分にとって重要な部分に絞って読むようにしましょう。
インプットしたら必ずアウトプットする
何かをインプットしたらアウトプットもセットで行うようにしています。
なぜなら、インプットしただけでアウトプットをしなければ、頭には定着しにくいからです。
また、アウトプットをすることで、「自分の理解が曖昧な部分が明確になる」メリットもあります。
アウトプットには様々な方法があります。
- 学んだことを人に説明する
- Twitterで呟く
- 技術ブログを書く
- 日報を書く
- 分報を書く
- 個人開発をする
方法自体はなんでも構いません。
ただ、一つだけ重要なことがあります。
それは、「自分の言葉でアウトプットする」ことです。
例えば、何か記事を読んで学んだことをアウトプットするときに、記事の内容をコピーしたものをアウトプットしても意味がありません。
それは「自分で解釈して腹落ちした内容」ではないため、インプットと同質のものだからです。
インプットと同質なので、せっかくアウトプットしても頭には定着しにくいです。
アウトプットは、なるべく頭の中を整理した上で、「自分の言葉で」するようにしましょう。
疑問点は「その日のうちに」調べて解決する
業務中に感じた疑問点や分からないことは、なるべくその日のうちに調べたり周りの人に聞いたりして解消するようにしています。
なぜなら、「後でやる」は一生やらないからです。
一生やらないので、一生知識が身に付きません。
圧倒的な機会損失です。
とはいえ、やる気だけで「その日のうちに」解決するのは難しいです。
人は楽な方向に流れる生き物なので、つい「今日は疲れたし明日でいいか。。」と思ってしまいがちだからです。
そのため私は、日報に「その日に学んだことを書く欄」を設けることで、その日うちに学習することを仕組み化しています。
もちろんこれは私の例なのでどんな方法でも構いませんが、エンジニアとして成長し続けたければ、「その日のうちに疑問を解消する」ことは非常に重要だと思います。
「やり方が分からなくて出来るか不安」な作業を積極的に引き受ける
「やり方が分からなくて出来るか不安な作業」を積極的に引き受けることも意識しています。
なぜなら、自分のできることだけしていても、それ以上成長する(できないことができるようになる)ことはないからです。
大切なのは、勇気を持って自分のコンフォートゾーン(できること)から飛び出すことです。
その勇気の積み重ねが大きな成長に繋がります。
筋トレと同じです。自分が簡単に挙げられる重さばかり挙げていても、それ以上筋肉は付きません。
自分にとっての限界を攻めて、自分に「負荷」をかけることで少しずつ筋肉が付いていきます。
自分で手を挙げて仕事を創る(+αを意識)
自分で手を挙げて、積極的に「学びの機会」を作るようにしています。
例えばこんな感じ。
- 使いたい技術があれば提案して実際に使ってみる
- 既存のコードで改修すべきポイントがないか探して直してみる
- 技術ブログの執筆を志願する
「言われたことだけ」をやっていては成長の機会は限定的になってしまいます。
学びの機会を待つ受け身の姿勢ではなく、自ら創る「攻め」の姿勢に変えてみましょう。
毎日一つ何かを変えてみる(変化し続ける)
毎日同じような日常を同じように過ごしていては、当たり前ですがそれ以上成長することはありません。
成長するためには、何かを「変化」させる必要があります。
そのため、私は「毎日一つ何かを変化させる」ことを意識しています。
変化させる対象は多岐に渡ります。
- 使うツールを変えてみる
- 記事で知った新しい技術を使ってみる
- 仕事への取り組み方、考え方を変えてみる
「様々なものを変化させて、良かったら取り入れてみる」を習慣化することで、着実に成長していけるでしょう。
新しい技術はなるべく職場で勉強する
新しい技術はなるべく職場で勉強することを意識しています。
なぜなら、自分で試行錯誤しながら学ぶのと、職場で様々な実装例・記事・周りの人の知見を取り込みながら学ぶのとでは、効率が全く違うからです。
そのため、私は学びたい技術がある場合は、まずは職場でその技術が使える機会がないかを探してみます。
では、学びたい技術が職場で使えない場合はどうすれば良いのでしょう?
「効率性」の観点で言うと、転職やフリーランスになるなど、環境を変えるのが手っ取り早いです。
重要なのは、「自分が学びたい技術を使える現場にいる」こと。
これさえ常に守るように行動できていれば、成長曲線は高い水準を保ち続けられるでしょう。
問題に立ち向かう前に仮説を立てる
何かしらの問題(分からないことやエラー)に立ち向かう前には「仮説」を立てることを意識しています。
なぜなら、「仮説」と「実際の答え」の「差分」に「自分がさらに成長するためのヒント」が隠れているからです。
例えば、私は何かしらの問題にぶつかったときには、以下のステップを踏むことにしています。
- 情報を集める(ログなど)
- 情報をもとに原因の仮説を立てる
- 仮説を基に自分なりの意図を持って調査をする
- 問題を解決する(自分の力・他人の力も借りて)
- 解決した後に、仮説との差分を確認する(何が足りなかった?)
- 差分の整理や勉強をする
このサイクルを習慣化して積み重ねて行ったら、問題解決の精度とスピードは確実に上がっていきます。
また、差分の勉強をすることで、できなかったことがどんどんできるようになるため、成長速度も加速します。
本当に小さな習慣ですが、長期的に見たら大きな差になるでしょう。
「なぜ?」を意識する
様々な場面で「なぜ?」を意識するようにしています。
「なぜ?」と自分に問いかけることで、様々な面で曖昧さがなくなり、物事を深く理解できるようになるからです。
例えば、新しい技術を使ってみてたまたま上手く動作した場合、「動いたからこれで良いや」で終わってしまったら、そこで学びはストップします。
そこで「なぜ動いたのだろう?」と問いて深く調べることで、より技術に対して詳しくなれます。
また、このように「なぜ?」を常日頃から意識しておいたら、転職の際にも役立ちます。
なぜなら、転職や就職の面接の際には、「なぜその行動や選択をしたのか」を明確に答える必要があるからです。
普段から「なぜ?」を意識して、自分の中で曖昧さ(なんとなくの判断)を排除することで、こういう場面でも落ち着いて自分の意見を話すことができます。
シンプルですが強力な習慣なので、ぜひ意識してみて下さい。
プロジェクトを1人でやっているつもり(リーダーのつもり)で作業する
プロジェクトを1人でやっているつもり(リーダーのつもり)で作業するのも重要です。
なぜなら、それによって圧倒的な「当事者意識」と「主体性」を持てるからです。
エンジニアとして(というか社会人として)成長する上では「主体性」がとても大切です。
全ての仕事を「自分ごと」として捉えることで、仕事に対する工夫も生まれるし、努力する姿勢も生まれるからです。
言われたことをそのままやっているだけでは、成長は鈍化していくでしょう。
Web系エンジニアとして成長し続けるために意識していること
今回は私が「Web系エンジニアとして成長し続けるために意識していること」をまとめてみました。
- 技術書を読むときに「仕事に活かせるポイントはないか」を意識する
- インプットしたら必ずアウトプットする
- 疑問点は「その日のうちに」調べて解決する
- 「やり方が分からなくて出来るか不安」な作業を積極的に引き受ける
- 自分で手を挙げて仕事を創る(+αを意識)
- 毎日一つ何かを変えてみる(変化し続ける)
- 新しい技術はなるべく職場で勉強する
- 問題に立ち向かう前に仮説を立てる
- 「なぜ?」を意識する
- プロジェクトを1人でやっているつもり(リーダーのつもり)で作業する
少しでも参考になった項目があれば自身の習慣に取り入れて頂けると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。