この記事では、現役でWeb系エンジニアをしている私が考える「エンジニアのメリット・デメリット」をお伝えします。
良い面も悪い面も正直に書くので、これからエンジニアを目指そうとしている方の参考になれば幸いです。
※私は「Web系自社開発企業」で働いているエンジニアです。SIerやSES等の視点は入っていないので、その点は考慮に入れた上で読み進めて頂ければと思います。
現役Web系エンジニアが考えるエンジニアのメリットデメリット
私が思うエンジニアのメリット・デメリットは以下の通りです。
- 服装や髪型が自由(様々な面で自由度が高い)
- 「ものづくり」の楽しさが味わえる
- 知的好奇心が満たされる
- 成長が実感しやすい
- 学歴がほぼ意味を持たない
- リモートワークが容易
- 論理的で優しい人が多い
- 世界中どこでも働けるスキルが身に付く
- 接客がない
- 一年目が辛い
- 常に勉強し続けないといけない
- 周りと比べてしまう
- タスクをこなせるか不安
- あまり健康的ではないかも
メリット・デメリットに分けてそれぞれ説明していきます。
現役Web系エンジニアが考えるエンジニアのメリット
- 服装や髪型が自由(様々な面で自由度が高い)
- 「ものづくり」の楽しさが味わえる
- 知的好奇心が満たされる
- 成長が実感しやすい
- 学歴がほぼ意味を持たない
- リモートワークが容易
- 論理的で優しい人が多い
- 世界中どこでも働けるスキルが身に付く
- 接客がない
服装や髪型が自由(様々な面で自由度が高い)
服装や髪型に規定がなくほぼ完全に自由です。
そのため、「スーツを着たくない人」「おしゃれを楽しみたい人」「髪型で遊びたい人」には最高の環境かなと思います。
また、副業や投資も自由で、社員の行動を制限するような古いしきたりもありません。
様々な面において「自由度」が高い印象です。
「ものづくり」の楽しさが味わえる
エンジニアは基本的には、「コードを書いてモノ(ソフトウェア)を作る仕事」です。
そのため、「ものづくりの楽しさ」や「モノ(ソフトウェア)が完成したときの嬉しさや達成感」はダイレクトに感じることができます。
自分が作った「モノ」で社会に貢献したい人にとっては良い仕事と言えるでしょう。
知的好奇心が満たされる
エンジニアは「知識」と「経験」が大事になってくる仕事です。
そして、学ぶべき知識は無限にあり、なおかつ日々新しい技術が生まれ続けています。
そのため、「学ぶことが何もない日」はありません。
仕事中でもプライベートでも、意識さえすれば、常に新たな知識を身に付けることができます。
これは、常に新しいことを学んでいたい知的好奇心旺盛な人にとっては最高の環境かなと思います。(私はこのタイプなので毎日とても楽しいです。。)
成長が実感しやすい
一つ前の「知的好奇心が満たされる」のところでも言いましたが、毎日何かしらの新たな学びがあるため、知識面や経験面での成長はとても実感しやすいです。
単純にできることが目に見えて増えていくので、その点でも非常にやりがいのある仕事かなと思います。
学歴がほぼ意味を持たない
良くも悪くも「実力社会」なので、新卒以外はほぼ学歴が意味を持ちません。(もちろん、高いに越したことはありませんが。。)
エンジニアとしての能力が一流であり、なおかつその能力をうまくアピールできれば、どんな会社にでも入ることができます。
これは、「学歴にあまり自身がない人」「下克上したい人」にとっては良い環境と言えるでしょう。
リモートワークが容易
エンジニアは、基本的には「パソコン一台」と「ネット環境」さえあればどこでも働ける職業です。
そのため、リモートワークも容易に行うことができます。
実際、私も新卒で入社してから(コロナ渦ということもあり)ずっとリモートワークを続けています。
このように、「場所や時間にとらわれずいつでもどこでも働ける」のは、パソコン一台で完結するこの仕事ならではの大きなメリットと言えるでしょう。
論理的で優しい人が多い
エンジニアは基本的には論理的で優しい人が多いので、精神的にはかなり楽に過ごせます。(もちろん例外はありますが、少なくともいきなり怒鳴るような人はほぼいないと思います。。)
私の周りのエンジニアも優しい人達ばかりなので、無駄な人間関係やパワハラ等で悩むことはないです。
世界中どこでも働けるスキルが身に付く
会社ごとに提供しているサービスは異なりますが、使っている技術は大体似通っているため、一つの会社でしっかりとしたスキルを身に付けることができたら、別の会社でも同じように働くことができます。
例えば、Gitなどはどの会社でも採用されているため、別の会社に移動したとしても同じように使用することができるでしょう。
また、使われている技術は海外でも同じなため、海外で働く選択肢も容易に取ることができます。(もちろん、言語の壁はありますが。。)
これはつまり、「会社に縛られない汎用的な力」を身に付けられるということであり、「一つの会社に縛られない」という意味でも、非常に安定感のある生き方と言えるでしょう。
接客がない
接客や営業が苦手な私のような人間にとっては、パソコンに文字を打ち込むだけでお金が貰えるエンジニアという仕事は本当にありがたいです。。
現役Web系エンジニアが考えるエンジニアのデメリット
- 一年目が辛い
- 常に勉強し続けないといけない
- 周りと比べてしまう
- タスクをこなせるか不安
- あまり健康的ではないかも
一年目が辛い
正直に言いますが、エンジニア一年目はきついです。
なぜなら、分からないことが多すぎて自分の無力さを痛感するし、そもそも分からなすぎて仕事もまともにこなせないので楽しくないからです。
私自身も一年目は以下のような心境でした。。
私は何とか乗り越えることができましたが、正直ここで脱落する人は多いのかなと思います。
常に勉強し続けないといけない
エンジニアとしての市場価値を保ち続けるためには、常に勉強し続けなければなりません。
なぜなら、テック業界は技術の進歩・衰退がとても速いからです。
意識的に勉強してないと、あっという間に時代に取り残されてしまいます。
そのため、「技術が好きでない人」や、「勉強が嫌いな人」「物事を継続できない人」にとっては、エンジニアという仕事はかなりキツイと思います。
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周りと比べてしまう
エンジニアは知識と経験がものを言う専門職です。
それもあって、「できる人」「できない人」がかなり明確に分かれます。
そのため、どうしても周りと自分の実力を比べてしまいやすいです。
「周りの目を気にしがちな人」や、「周りと自分を比べて自己嫌悪に陥りがちな人」にとってはしんどい面はあるのかなと思います。
タスクをこなせるか不安
エンジニアは毎日同じ作業をするわけではありません。
毎日新たな課題が生まれて、その課題を解決するために奮闘しなければなりません。
そのため、「課題を解決できるのかという不安やプレッシャー」は常にあります。(もちろん、全く感じない人もいるとは思いますが。。)
「楽に仕事をしたい」「仕事で苦労はしたくない」人にとってはあまり良い環境ではないのかなと個人的には思います。
あまり健康的ではないかも
単純に一日中イスに座ってPC画面をみ続けるわけなので、間違いなく健康的ではないと思います。
事実、同僚には偏頭痛を抱えているエンジニアや腰や肩に痛みを抱えているエンジニアも多いです。
そのため、なるべく健康的に働きたい人や、体を動かしながら働きたい人にはあまりおすすめできる仕事ではないです。
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現役Web系エンジニアが考えるエンジニアのメリットデメリットまとめ
今回は、私が考える「エンジニアのメリットデメリット」を公開してみました。
あくまで一個人の意見ではありますが、Web系エンジニアとして実際に働いている中で感じていることを正直に書けたとは思います。
この記事が、あなたが今後の進路を選択する上で少しでも参考になっていれば幸いです。